鎌倉・逗子・葉山・横浜で建てる無垢材と自然素材の家

神奈川県の工務店のサイトマップ
神奈川県の工務店
お問い合わせ

神奈川県の工務店メニュー


携帯からもチェック!
携帯からもチェック!
サイト内検索 powered by Google

横須賀市内の急傾斜地崩壊危険区域内の家造り|他の土地と比べて普通に家が建つのか?!

海と山が隣接している湘南や三浦半島。

都内へのアクセスも良くて。

自然を満喫出来るロケーションがあるのが、神奈川県の最大の魅力であると思う。

私は子供の頃から、横須賀で育った子供でした。

ので、海があるのは当たり前。

山があるのも当たり前。

学校が終われば、港に行って。

パンツ一丁で海に潜って、船宿の船頭に『おら〜、ガキ共あぶねーぞー(怒)!!』と、怒られたり(笑)

そんな幼少期を育って来た子供だったのです。

そして色々な人生経験を経て、建築の道に進む事になったんですが。

私達の暮らす湘南や三浦半島には、良くある区域に急傾斜地崩壊危険区域と指定される区域が存在します。

海と山があるから、当然斜面は多い訳でして。

全ての土地が整備された、閑静な住宅地では無い所も、実際には多いエリアだと思うのです。

そして今回、ご相談を受けた方の場合を見てみるとしましょう。

yokosukashi-kyuukeisha-kiken-houkai-kuiki-soudan.jpg

依頼のあった敷地に隣接する斜面があります。

お隣の斜面と比較してみると分かるのですが。

となりはしっかりとした土留が存在しています。

こうなっていると、崩れる心配が無いから安心出来る斜面と言う事になりますね。

ところが該当する敷地側には、法面の保護もされておらず、いわゆる自然の崖がそのまんま存在している状態。

yokosukashi-kyuukeisha-kiken-houkai-kuiki-soudan2.jpg

これでは、いささか危なかろうと言う事になります。

なので神奈川県は、落石を防止する為のフェンスを施している形になります。

まー、簡単に言うと、安全性が確率されていない自然崖がある区域などは、神奈川県が急傾斜地崩壊危険区域内として指定をするんですね。

では、この急傾斜地崩壊危険区域内に、この様な自然崖がある場合、全て神奈川県が工事をしてくれるのか?

と言う事なんですけど。

全てが全て、やってくれる訳では無いのです。

現在は、取り敢えず急傾斜地崩壊危険区域内に指定したので、取り敢えずは落石防止をするフェンスを付けただけ。

これ以降と言うのは、取り敢えずは。。

このまんまと言う事になります。

仮にこの崖が崩れた場合、神奈川県がなにかしら対策をしてくれたりするのですが。

現状としては、なにかしてくれる訳ではありません。

何故なら崖下や崖上に居住する人々の安全と言うのは。

皆さん、それぞれ自分でやってね!

これが神奈川県の見解です。

ただね、そんな事言ったって。。

『工事をする金なんて、持ってねえし!!』

となる方がほとんどなので。

だから神奈川県もそこまで鬼ではありません。

そこで県の負担で工事が出来る、一定のガイドラインを敷く事になったんですね。

yokosukashi-kyuukeisha-kiken-houkai-kuiki-soudan3.jpg

これが急傾斜地と認識する上の指針を画像化したモノになります。

例えば、こういった斜面が存在した場合、ここは急傾斜地だよね。

と認識をします。

yokosukashi-kyuukeisha-kiken-houkai-kuiki-soudan4.jpg

そしてこれらの画像を文言で表すと。。

斜面の角度が30度以上であること

がけの高さが5m以上であること

がけ崩れの被害を受けるおそれのある人家が(保全人家)が5戸以上あること

これらの要件を全て満たす場合は、神奈川県が急傾斜地崩壊危険区域に指定する事になります。


さらに。

斜面の角度が30度以上であること

がけの高さが10m以上であること
(ただし、崩壊の危険性が高い場合は5m以上)

保全人家が10戸以上であること
(ただし、崩壊の危険性が高い場合は5戸以上)

自然のがけであること

崩壊を防止する施設を設置する斜面の土地所有者と無償貸借契約が締結できること

工事に協力いただけること

もしも、この様な条件をクリアしている場合は。

神奈川県としては、急傾斜地崩壊を防止するための工事を県負担でやってくれると言う事になるんです。

ちなみに。

急傾斜地崩壊を防止施設(いわゆる土留よね)の種類はこんな感じ。

yokosukashi-kyuukeisha-kiken-houkai-kuiki-soudan5.jpg

yokosukashi-kyuukeisha-kiken-houkai-kuiki-soudan6.jpg

yokosukashi-kyuukeisha-kiken-houkai-kuiki-soudan7.jpg

yokosukashi-kyuukeisha-kiken-houkai-kuiki-soudan8.jpg

この様なバラエティに富んだ、崩壊を防止する施設がございます。

では、今回の土地がそれに当てはまるのかって言うと。。

まだ調べてないけど、おそらくNG。

要件の全てが、満たされてないと思います。

じゃぁ、どうすんのさ!

って言うと。。

急傾斜地崩壊危険区域に指定したのは神奈川県。

家を建てるための建築確認を降ろす特定行政庁は、横須賀市の建築指導課。

つまりは、窓口が違いますので。

この崖地に建物を近づけるのであれば。

自分で何かしらの対策をしてね!

って事になる。

ありがちなケースはこんな感じ。


◯崖の安全性を確保する=崖の工事を自分でやると言う事。

◯崖の安全性を証明する為にボーリング等の土質調査を行う。

◯崖の安全性が確認出来ないので、崖の高さと崖の距離を計算式に当てはめて、建物を崖から離す。

◯崖から建物を離せないので、もしも崖崩れが起きた場合に建物の安全性が確保出来る様、基礎コンクリートを高くする。
または、崖の手前に土留めとなる擁壁を築造する。

と言う事になるんですね。

だいたい、相場のお話をしてしまうと。

崖から建物を離したり。

建物を崖から離せない場合は、基礎コンクリートを高く組み上げて、崖崩れが起きてもだいじょうぶ。

と言う事にする必要があるんです。

と言う事で、急傾斜地崩壊危険区域内の家造り|他の土地と比べて普通に家が建つのか?!

建つには建つのだけれども。

フリープランをいきなり書いてしまったり。

規格住宅をそのまんま落とし込みしようとすれば。

必ず、急傾斜絡みによって、大幅な変更が出る可能性があるんだって事。

さらに。

それなりに、やる事がそれなりにあるんだよ。

と言う事になったりする訳なんです。

こうやって、先に認識をしておけば。

特には後から心配する事もないのだけれど。

先に分からず、後から分かってしまうと。。

なんとなーく。

最初に言ってよー

と思ってしまうであろう、事実だったり。

今回の土地は、建て替えになるから、家の解体工事費用もかかりますけど。

yokosukashi-kyuukeisha-kiken-houkai-kuiki-soudan9.jpg

前面道路をちらっと見て、思ったのは。

他の所は要所要所にアスファルトをカットしている場所があるんだけど。

今回の敷地の前に関しては、アスファルトをカットしている所が無いのよね。

つまりは水道管等の配管自体は古いまんまだと思いますので。

しかも40年前の配管のまんまだと言う事。

水道管自体も、道路から新しく取り出す事が必要だったりするのかな。

なんて事を思った土地でした。

私が土地を見た限りで言えば。

南西側に自然崖がある訳で。

日差しも当然取り込みたいでしょうし。

1,2F共にコートハウスにして、取り込んだ光を外壁に乱反射させて有効的に活用する。

そして自然崖に接する部分は極力、造らない様にする。

そんなプランニングの方が、よろしいのではないかなーと思ったりしました!


意外と侮れないのよね、急傾斜絡みって・・・

日時:2016年4月15日 17:45

コメントする


画像の中に見える文字を入力してください。