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出張一日目静岡県焼津市|オーダーキッチンメーカーリネアタラーラ工場視察

久々の出張と言う事で、初日は静岡県焼津市にある工場の視察に行きました!

その工場とは、オーダーキッチンメーカーのリネアタラーラ社の自社工場です☆

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外観はどこにでもある様な工場の印象ですが、入口引き戸はコジャレた建具。

全体的な印象としては、割りと新しめな工場の感じ。

私が今回見たかったのは、リネアタラーラ社の造るオーダーキッチン。

その魅力ある質感が理由でした。

仕上げ部分は出来上がったキッチンを見てみれば、それなりに分かるんですけどね。

だから

一般の方であれば、ショールームに行けば良いのかなと思います。

けど、私の場合はモノ造りの人である。

そうなると、なにが理由で魅了するのだろうか・・・

そんな部分を突き詰めたくなるんです(笑)

それを探るには、やっぱり工場を見てしまった方が早いと言える。

なんとも言えないあの質感。

多分。。

素材をケチらないで、たくさん使ってしまえ!!

そんな所なんだろうか・・と思っていたんです。

私も中尾建築工房で建てる木材のフレームに関しては、設計にも施工にもこの様な事を言います。

見えない所を良くするのが大工だ!
意匠部分でこだわる所は、素材はドンドン使ってしまえ!

この辺りはお金が掛かる、掛からないと言う事ではなく。

鼻血垂らしてでも、やる意味があると思っているのです。

一度造ったモノは、後から変えるのは大変だし、大事になる。

であれば。

後ろ髪惹かれる様な、後から変えたいと思うモノを造らない。

むしろ最初からやってしまえと言う事なんですね。

そんな基本方針がありますから、私と似た香りがするメーカーの工場が見たかったのです。


shizuoka-yaizu-linea-talara2.jpg

中に入れていただくと、それぞれ職人さんが持ち場を担当して、分担での作業をされておりました。

いいねー、広い工場はねー

工作機械もたくさんあるねー

フレキシブルに移動や変更が出来る様に、作業台も移動式になってるねー

材料もいっぱいあるね!


なんだか材料はてんこもりにあるし、工作機械もたくさんある。

図面さえあって、作業着もあるなら・・・


超、交ざりたいんですけど!!


と思う位、楽しい工場です⭐️

そして色々と基材と面材の加工工程を拝見させて頂きました。

基材って言うのは、ベースと言いますか。。
下地って言うか。。

キッチンの場合に関して言えば、扉とか側板、底板等の仕上げを施していない材の事を言います。

そして面材と言うのは、仕上げにより近い部分の素材。

そしてたくさんの基材の山を見た所で。。


『やっぱりねー!!』

と思った訳であります!

shizuoka-yaizu-linea-talara3.jpg

これ以外にもたくさんの基材があったのですが、私の予想は当たりました。

通常、基材は比較的軽いモノで造る傾向があります。

質感的には、なんとなーく軽くて。

なんとなーく、普通感が否めなくて。

どことなーく、質素・・・

これはローコストの場合、否めません。

けれども、リネアタラーラのオーダーキッチンは基材をより良いモノとする為に、良い素材を加工しておりました。

ま、確かにお金は掛かりますわな・・

これなら締め付けも良いし、ビス類の緩みも無くなります。

だから、あの金物だって対応出来るって事なのよね・・

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工場内では基材の加工や面材をプレスしたりする作業もありましたが、箱モノもこうして制作されています。

でね。

一般的に無垢の木材を使ってキッチン造ったら、そりゃーどエライ金額になります。

使っていれば反りも出るでしょうし、たわみが出るかもしれません。

なので、単パン張りと言う技術があるのですが、ここでもその作業をやってました!

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単パン材は、丸太の木材をくるくる年輪に沿って加工するケース。

そして化粧仕事の場合などは、色合い等を同じくしたいので、この様に角材を精密なバンドソーで落とすケースがあります。

この元になっている角材、実はもっと大きかったのです。

バンドソーのノコ刃の厚み分は、割いた際にきっちり粉になってしまうのです。

なので、加工された単パン材は薄いけど、実は倍以上の厚みがゴミとなってしまいます。

大事に使いたいモノですね、うんうん。

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工場の巧みな技術によって、この様にキレイで高級感のある造作家具が出来るんですね!

この他にも、工場の職人さん達とは、モノ造りの話に花が咲きまして、色々と語り合っておりました。

やっぱりね、営業サイドではこうして欲しい。

けど、現場では『そんなの出来ないよー(泣)』なんてケースもあるんだそうです(笑)

ま、ある意味で言えば時代の変化もあるかと思います。

私が大工の見習いの頃は、見える部分で使う木材は、節の無い木目のキレイな木のみでした。

けれども最近の風潮は、穴が開いていようが、節が抜けていようが。

なんとか、それを使って行こうと言う風潮です。

shizuoka-yaizu-linea-talara8.jpg

節があったり

曲がりがあったり。

と言う事は、木材にはそれぞれに個性がある。

割いている段階で曲がってしまう個性の強い子も居るんです。

それでも、そのシルエットが好みと言われれば、現場サイドはなんとか形にしたいと思って、努力を惜しまないんだそうです。

その心意気、実に立派!!

昔の大工さんや家具屋さんの方が、素性の良い素材のみを使えば良かったからね。
時代を考えると、今の人たちの方が作業の難易度は高いのよね・・

リネアタラーラさんも、中尾建築工房も。

こういった現場の職人さん達に支えられて、モノ造りを常に良くして行きたいですね!

製作に関わる全ての人に。

感謝感謝の気持ちでいっぱいになった出張1日目。

オーダーキッチンメーカーリネアタラーラ工場視察は、とっても有意義なモノになりました!!


ありがとうございましたー⭐️

日時:2016年2月 4日 18:16

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