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青森ひばに惹かれた家造り!

実は昨日のお話なんですけど、お電話で中尾建築工房に問い合わせをされた方がいらっしゃいました。

ところがおうちを建てる場所が、中尾建築工房の施工エリア外になる伊勢原市だったんです。

一応、施工エリアを限定している理由としては、工事期間の時には通えても、いざアフターの際に、なにか電話を貰ったとしても、すぐに行ける距離ではないって事をお伝えしたんですよね。

これが葉山とかであればさ〜

電話貰って『んじゃ、これから行きます!』って言えて、ヘタすると早過ぎるなんて事を言われてしまうくらい、早く到着する事も可能です。
でも早過ぎる位って事は、おそらく相当安心出来る感じだと思いますので、これはこれで良いかと(笑)

でも、伊勢原とか遠い場所の場合は、すぐに行って予定の入っている仕事をこなす事ができないと考えると、中々予定を組むのも大変になってしまう。。
そのため、施工エリア外とさせて頂いている訳なんです。

施工エリア外=お断りって事になる訳ですから、普通ならそこで会話が終わるはずなのです。
ところが、その会話の中で『青森ひば』って言葉が出たんです。
青森ひばと言えば、はっきり申し上げさせていただきますが、私自身かなり研究をした木材になります。
それこそ中尾建築工房の建物がまさに大工小屋の頃に、お金も無いくせに青森ひばをい〜〜〜っぱい仕入れて、自己満足していた事がありました。

大工ってね、自分の好きな木材に囲まれて過ごすのが、とっても大好きな人種なんです(笑)

そうそう、そんな経緯があって、お問い合わせを頂いた方がひばの名前を出してくれたものですから、それはそれは私としても嬉しくなってしまったんですよね。
なので、ひばの説明を簡単にして差し上げまして、中尾建築工房で家は建てなくても、せっかくだから青森ひばのサンプルを送らせて頂きました!

aomori-hiba-toiawase.jpg


これが今回送らせて頂いた青森ひばのサンプルですね。

とまぁ、そんな事がありましたので、久しぶりに青森ひばの事を思い出した訳なんです。
せっかく思い出しましたから、ここで青森ひばについての私なりの能書きがあります。
それをちょこっとご紹介しようかな。
以前の古いホームページに記載していた私の思う青森ひばについての能書き部分をコピペして載せさせていただきましょうかね。。

****ここから****
当ページを閲覧して頂いているユーザーの方にはこの青森ひばという名前を聞いた事があるという方は木材についてある程度知識のある方でしょう。

少々マニアックかもしれませんが、青森ひばについて語りたいと思います。

青森ひばとはもともと「ヒノキアスナロ」という名前の木で、間違った知識でこういった言葉があるようです。
「明日は檜なろう!」=ヒノキにアスナロう...(これ、いくらなんでも寒すぎます..)
この言葉を聞いた事があるという方はこれから認識を変えて頂きたいのです。

そもそもの語源は「アスナロ程、高貴な木が檜と一緒でなるものか」とこうなのです。
推測ではありますが、簡単に覚えられる方が伝わってしまって間違った情報が流れてしまったのだろうと私は思います。

実際に材木屋さんに行き、檜を買うのは簡単で大抵の材木屋さんには在庫としておいてあるが、青森ひばは探しても見つからないし、中々買えないのである。

私が青森ひばを安く仕入れて住宅に使いたいと思ってから購入するルートが出来るまで実に1年間以上の日数が懸かりました。
このページを管理している私は大工職人であり、実際にこの手で削り、木を切り、木材の取り付けを行います。

そんな私からの檜と比べた感想はというと。。

檜=高級クラブのホステスさん

青森ひば=いつもやさしいお母さん

これが私の感想です。

檜という木材は見た目が淡いピンク色で色気もあり、針葉樹といわれる木材の中では粘りも強く耐久力もある。

最近ではなかなか造る事が無くなった和室の柱や敷居に鴨居、これらに用いればかなり高級感のある和室が出来上がると思う。

けれど、ここまでは素人の解釈なのです。

私達、作り手側から見た檜は見た目は綺麗だけど、持ちが悪いと言うのが本音です。
実際に総檜で建てたお宅に何回も修繕工事に入った経験がありますが、水廻り付近の部材は腐ってしまう事が多く、湘南や三浦に多いシロアリの被害にも合いやすい事から一般で知られている程持ちの良い木材という訳ではありません。

檜について先ほど高級クラブのホステスさんという例えを記載しましたが、見た目はとっても綺麗でそばに居ると鼻も高々なのですが、少し気を抜いてしまうと「ぷいっ!」と違うお客さんの所に行ってしまう..そしてまた自分のテーブルに呼ぶ為には出費もかさむ..いつも気にかけていないと相手にしてもらえないから、お店にも頻繁に行かなくてはならないので、またまた出費が嵩むのである。

檜で建てた家も修繕の度に檜を使うから工事費も高いし、また腐る...これは悪循環だと私は思う。

こんな事を書くと、私が頻繁にそういったお店に出入りしていると思われてしまいそうですが、私は過去に高級クラブのバーテンダーとして働いていた経験があり、いつもカウンター越しから「あ~、またお客さんが搾り取られているなぁ」と思っていたのです。

まさに座った瞬間に3万円の時代でした。

職人を始めて木材を分かり始めた頃、「飲み屋のホステスさんに似てるなぁ」と良く思った物です。見栄で家を建てる人には向いているのでしょうが、一般の方には向く物ではありません。

檜に関して言えばこんな所ですが、青森ひば は違うのです。先ほどいつも優しいお母さんと例えましたが、お母さんは家計を預かり毎月大変なやりくりや、家族の為に食事や洗濯、身の回りの世話までしてくれます。

いつも大変なのにグチを零さないで家族に対して優しくしてくれる。

青森ひばは職人にとって加工もしやすいし鉋切れも良く、なによりも住宅建材として持ちが良いのです。

特別なお手入れをしなくても良いし湿気の多い水廻りに使っても腐らない。

そしてシロアリにもよほどの事が無い限り食われずらい。

それも住宅の土台に用いれば防虫処理をしなくてもよい木材は青森ひばだけなのです。

文句も言わずに、家を支えていてくれる。

こんな所がいつも優しいお母さんに青森ひばに似ているのです。これほど高性能な木材が「どうして使われないのだろう?」私は自分自身も家を建てたいと思っております。

そして当然のごとく住宅ローン(35年)を組んで建てる事になりますが、ローンを組んでから10年や20年で修繕をしなくてはならない家はどうかと思います。

というより修繕にかける費用は私の場合、出てこないのです。そこで考えたのが全く0では無いけれど、出来る限り修繕の必要性の無い家を建てようと思いました。

修繕の必要が無い=腐らない。これは私の自邸を建てる際には最も重要なウエイトを占めるのです。そこで躯体と言われる土台に青森ひばという結論に至りました。

青森ひばは元々高貴な木材なので価格も他の木材に比べたら数倍しますし、なかなか使い切れる物ではありません。

なんとか高級な木材を格安で購入出来る術は無いかと神奈川県内や東京都の様々な材木店や市場に交渉に行きました。

しかしどこのルートも価格は高くて扱いきれる価格までには至らないのが現状で、 半ばあきらめかけていた時に本物の自然塗料を作り上げ、全国を廻る自然塗料メーカープラネットカラーの藤田専務からあるルートを紹介して頂きました。
「東北の木材なのだから東北から直接仕入れをできるようにすれば?」と ..紹介された先は東北の森林連合会で山を管理する県営団体。

早速東北まで脚を運び、職員の方と青ひばの製材工場を視察しながら私の住宅に対する想いを理解して頂いて、なんとか取引をして頂ける様になったのです

。どのくらい安くなったのか?..そんな声もあるでしょうから簡単に記載すると、4寸の角材が材木屋さんや市場で交渉していた時の価格で1本15000円程。

それが直送をかける事により8000円程度で買える様になったのです。

それでも輸入材の米ひばに比べれば倍近い価格ではありますが、なんといっても青森ひばがこの価格で使える様になったのですから少しでも多くのユーザーに広めたいと思っています。

●青森ひばの大きな特徴精神安定効果森林浴で知られている様に、森の中を散策するととても気持ちが落ち着いてきます。

それと同じ様に青森ひばにはストレスを緩和させる安定効果があるのです。

弊社の作業場にもひば材を置いていますが、香りはとても良く作業場特有のホコリや嫌な匂いもひば材の御陰で気になりません。

ある研究所ではネズミに電気ショックや小さい部屋に隔離することでストレスを持たせ、食事をとらないネズミに対して青森ひばから抽出される青ひば油を与えた所、ストレスが緩和されネズミが食事をとる様になったという研究データもあるそうです。

防虫効果ひばで建てられた家には蚊やシロアリなどの害虫が近寄ってこないと言われています。

また、蚊やゴキブリに対する忌避効果・殺虫活性も確認されています。消臭効果ひばの抗菌力はもとより、雑菌から出る悪臭を防ぐ効果を発揮します。

独特な木の香りが 嫌な匂いを包み込み、その後消し去ります。

最近では青森ひばの研究も進み、腐らない理由や効能も分かりました。

青森ひばにはヒノキチオール・βドラブリン・フィットンチッドという成分があるのですが、この成分により防虫・消臭効果やアレルギー体質(アトピー等)の方にも良い効果が生まれるそうなのです。

また、成分名にヒノキという言葉がありますがこれは国内産の檜の事ではなくて台湾産の檜の事です。

含有率も台湾檜と比べると青森ひばは圧倒的に多く、1本の木材に対してみてもその差10倍にもなるのです。

青森ひばについて興味のある方はインターネット等で調べてみるのもお勧めしますし、弊社でもひば油(青森ひばから抽出される高級な油)をサンプルとして無料でお配りしています。
****ここまで****

ひば油はもうストックがありませんので、無料で配布する事は出来ませんからね(笑)

まぁ、言ってみれば、私達業界人でも青森ひばを使った事があるという方と、青森ひばを知り尽くしたという人では、全然使い勝手も変わってきます。
私が使っていた頃は、主に下地、いわゆる見えなくなってしまう影の部分に青森ひばを使っていました。
それこそ、ひばの製材所のおっちゃんが、その使い方に驚いた事もあるくらいですからね。

この木材がどんだけすごいかって言うと、シロアリを例にして見てもらった方が良いかもしれない。
でも、この画像はちょっとグロいかと思われますので、ご飯中とか、気持ち悪いのが駄目な方は、此処から先には進まない方が良いかと思います。

aomori-hiba-toiawase2.jpg

どうですか?
画像の左が青森ひばで、右側の普通の木と書いてあるのが、おそらく松の木です。

これ、両方共、葉山の某お宅の工事中に現場で施主施工大好きなオーナーが転がしていた木になります。
松の木はすでにシロアリに侵食されていて、中の方にくらい混んでいますよね。
表面にシロアリの数は目立たないけど、その代わりに木材の中がスッカスカって分かるくらい、喰らい進んでいます。

でも右側の青森ひばの方はどうでしょう。
多少かじっている所はあれど、シロアリが表面にたくさんへばりついている。
へばりついているんだけど、身動きすら出来ずにフリーズしているのが分かります。
表面に居るという事は、食べれないから表面に居る訳で、シロアリさんもどうして良いのか分からないって事がはっきりと分かりますね。

これだけすごい木材って事なんです、青森ひばって。


今では中尾建築工房も桧を土台に使っているけど、これは『こうやって造れば、桧でもだいじょうぶ』と考えた造りから、そうなっています。
あくまでも以前に記載させて頂いたのは、私がリフォームで手がけた築20年とか30年の家の事でありまして、桧を使ってはいるけど基礎工法や防湿がなってないお宅を対象に書いてありますので、必ずしもひばでないと駄目って事ではないです。
ちなみに今は、中尾建築工房が青森ひばを土台に使っていた時期と、基礎的な工法も以前とは変わっておりますので、これから家を建てる方、すでに中尾建築工房でひば以外で建てた方。
そんな理由がありまして私が平気と言っているから、全然問題ないですよー。
なので誤解の無い様にね(笑)

と言う事で、必ずしも、青森ひばを使わないといけないって事ではありません。
だけど、こういった魔法の様なパワーを持つ木材もあるって事を知っておいて頂く事も、知識的には良いかもですね。

よっぽど湿気の多い場所で、かつ地面との高さが取れない場所とか。。

廻りに古い家が多くて、かつ植栽もりだくさんとか、通気性が悪い土地柄とかの場合は、お勧め出来る木材ですかね。

久しぶりに青森ひばについての問い合わせを頂いたちゃいましたので、ちょっと嬉しくなったこの私。
やっぱり現場で叩かなくなった今でも、大工さんなのは変わらないって事なんでしょうね。

ん、誰かな〜
大工の上にスーパーは使ないのかって?
そんなの言わなくても分かってるって事でご理解ください(笑)

日時:2014年6月23日 19:08

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